異形の愛

異形の愛
異形の愛
キャサリン・ダン
河出書房新社
2017年5月29日
3件の記録
  • luli
    luli
    @azoth-shark
    2025年3月11日
  • luli
    luli
    @azoth-shark
    2025年3月11日
    幻想的な部分もあるけれどそれにふわっと包まれた見世物サーカスではなく、どこまでも生々しい。感性と話術で「フツウ」をとりこにするアザラシ少年の元に「フツウ」を捨てるため集う人達は現代の人々も抱えている葛藤の象徴なのだと思った。全ての歯車が狂い始めてからの描写は精神的にグロテスク。特に双子の話は可哀想だった。終幕を彩る炎の中でのリルの行動は異常でありながらも幸せだった過去を思えば辛すぎる……。 それでもこれは家族愛の物語だった。すごい本を読んだ……。
  • U
    U
    @U_0610
    2025年3月11日
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