デザインはどのように世界をつくるのか

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- りん@rin___2026年3月8日読み終わったデザインがいかに世界に対する影響力を持つかについて書かれた本。 デザインは文脈から独立して存在することはなく、目的と使う人との間のインターフェースとして機能する。そのような面でデザインをするという行為は翻訳に近いと感じる。翻訳家がいかに正しい文意を美しい文体で伝えるか苦心するように、デザイナーは目的達成の道筋を洗練されたスタイルで示す努力をする必要がある。 自分は昨年、他職種から異動しデザイナーになった。異動直後、親よりも歳上の大先輩から学ぶ機会があり、デザインとは「考えて、形にして、よくする」ことだと教わった。「よくする」という、評価軸を含んだデザインの定義は確実に自分の考え方に影響を与えている。 本書ではデザインのためのチェックリストを提示している。 ①何を改善しようとしているのか? ②誰のためにそれを改善しようとしているのか? ③どうやって成功を実現するのか? ④現在または将来、あなたのデザインによって害をこうむるかもしれないことは? これはまさしく、「よくする」(あるいは「悪くするを防ぐ」)ためのチェックリストと感じる。 デザイナーの端くれとして、自分の仕事は世界を「よく」しているのか、内省を繰り返す必要がある。