桜の文学史

桜の文学史
桜の文学史
小川和佑
文藝春秋
2004年2月22日
1件の記録
  • しちば
    @pg723
    2026年5月18日
    桜と原爆ドームの栞です。図らずも本書で言うところの宣長起因の国華としての桜みたいになってます。(本書でめちゃくちゃ批判されている) 当方の居住地域では桜の季節はとうに過ぎ去りましたがやっとこさ読み終わりました。 去年の桜の季節に本を開いたはずなのに1年越しになってしまいました。 文学の側面から桜と日本人の関わりが考察されているのは興味深かったです。 時代ごとに桜の捉え方が変遷していくのですが、その捉え方の中心というのが個人の作品に依存しているところに面白さを感じました。 本書から30年が経ち、文学の影響が大きいものと言えないような現代で、今を生きる我々の桜観というのはどういうものでしょうか? 桜といえば今でも染井吉野ですが、寿命を迎えて転換が図られている所も結構あるとか耳にします。 違う桜で日本が満たされる時、また新しい桜観が出現するのかもしれません。 文学でそれが表現され、それが拡がるのかはまた別の問題ではあるでしょうけども。
    桜の文学史
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