組曲虐殺

2件の記録
- 焚火@Takigi1272025年4月18日読み終わった戯曲p.136-137 「命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな」 (→調べたらこれは太宰治の『津軽』の引用だった) 「……絶望するには、いい人が多すぎる。希望を持つには、悪いやつが多すぎる。なにか綱のようなものを担いで、絶望から希望へ橋渡しする人がいないものだろうか……いや、いないことはない」 6人6様で、特高刑事二人を演じることはきっと役者の人にとって楽しいことなんだろうなと思う。全員が異なる物語を持っていてほんな短い時間だけ多喜二という人物を通じて重なる。この短い作品の中でとてもわかりやすく表現されておりテキストとして面白いと思う。多喜二の話ではあるけど多喜二が主人公ではないように思うしそれが良かった。