私の名前はルーシー・バートン
3件の記録
past@lemur_5312025年12月30日読み終わった再読『何があってもおかしくない』と『ああ、ウィリアム!』を読む前に復習として再読。 入院中に見舞いに来た母との取り止めもない会話が脈絡なく書かれているだけのようなのに、いつのまにかパズルピースがはまって少しずつ、ぼんやりとした形が見えてきて、特に何か事件が起こるわけでもないのに終盤のある短い章で、ぶわっと心が揺さぶられる。 ストラウトの筆の力の凄さに圧倒される。 そして、小川高義さんの翻訳は、英語の文体の香りがする静かな筆致で、この作品に完璧にフィットしていて本当に素晴らしい。


