確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力
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Bruno@macchoca2024年3月5日読み終わったビジネス戦略の成否は、偶然ではなく「確率」で決まる。 その確率は操作できる。 この発想が本書の核だ。 著者は、マーケティングを「成功確率を高める科学」として捉える。市場とは、個々の購入意思決定の奪い合いであり、その中心にあるのは「プレファレンス(好意度)」だ。 既存顧客の深掘りに安住するのではなく、市場全体から新規顧客を獲得する視点が不可欠である。 ブランド戦略もまた、既存の枠から世界を見据えた大きな枠へ変えていかなくてはいけない。 マーケターに求められるのは、多角的な視点と、学びを次に生かす姿勢。 確率を上げ続けるための思考そのものである。