複数の時計
3件の記録
蛍@bcgcco2026年2月16日読み終わった仕事を依頼されたタイピストが依頼先の邸宅に訪れると、部屋には男の死体が! その男は住人ではなく、当の主人は男を赤の他人だと言い、しかもタイピストを依頼した覚えがないと言う。そして、殺された部屋には見覚えのない複数の時計が… と、怒涛の展開にのっけからものすごく引き込まれる。1章から5章あたりまでが短く構成されていて、斜め上から飛び込む謎にあっという間にあっちの世界へ連れていかれる。クリスティ作品の中でも随一の出だしでは。 ポアロが脇役に徹しているのも面白い。ちらっとしか出てこないのに存在感があるのがポアロらしく、爽快感があった。
