
アツシ
@atsushi
逮捕状とは、氏名・住所・罪名・被疑事実の要旨などが書かれた紙で、これを裁判所に行って発布してもらわなくてはいけない。 逮捕状は俗に「フダ」とも呼ばれ、だいたい数時間から半日で発布される。裁判所には当直の書記官が泊まり込んでいて、深夜早朝でも対応してくれる。
こういうと簡単に逮捕状が発布されるように思われるかもしれないが、はねつけられることも結構ある。証拠が乏しい場合には裁判官から「捜査が甘いな」と嫌味を言われると聞いたこともある。逮捕状を示して逮捕することを通常逮捕といい、メディアで報道される事件は大抵がこの通常逮捕になる。
現行犯逮捕の他に緊急逮捕というものがあり、こちらも逮捕状がいらない。 逮捕状はないが、高確率でこの人が犯人だろうという警察官の判断で例外的に逮捕することを緊急逮捕という。
事件は起きたが逮捕されてない事件や事故は書類だけが検察庁に送られます これが書類送検と言われる
その際警察は 起訴を求める厳重処分から起訴を求めないしかるべき処分まで 原則として4種類の意見をつける
いずれにせよ書類送検は事件の処理を警察から検察に移す紙の上の手続きに過ぎない
書類送検には、厳重処分を求める、相当処分を求める、寛大な処分を求める、しかるべき処分を求めるの4段階の意見書というものが添付される。
厳重処分を求めると警察が意見を出しても検察官が不起訴にすることはあるし、その逆もある。
普通、刑事告訴されれば必ず書類送検される。

アツシ
@atsushi
逮捕するかどうかは①証拠隠滅の恐れがあるか
②逃亡の恐れがあるか、が要件となる。
常識的な社会生活を送っていて、勤務先がはっきりしていて、家族など身元引受先がしっかりしていれば、よほどの重大な事件でなければ意外に逮捕されない
警察は逮捕から48時間以内に被疑者の身柄を検察官に送らなくてはならない。 これが身柄送検と呼ばれる
容疑者は逮捕されると48時間以内に検察官に身柄を送られる
検察へ身柄送検されると最大で20日間の拘留、逮捕されてからと22日間の身柄拘束が認められている
この22日間満了しても別に余罪がある場合には再逮捕されることがある
再逮捕されると今度は48時間以内に追送検されるかが決まり、さらに22日の勾留が認められる
典型的なのは、例えば殺人事件で容疑者が遺体をどこかに埋めたケースである
この場合、たいてい最初に逮捕される容疑は死体遺棄容疑というのが相場になる
殺人罪の成立には殺意の立証が必要となり、法定刑も死刑、無期または5年以上の懲役と非常に重大となる
その点、死体遺棄容疑は遺体さえ見つかってしまえば、遺体を遺棄したとの立証は容易となる
このため、まずは死体遺棄容疑で逮捕し、22日間の勾留期間中に殺人事件についても並行して捜査して逮捕する
再逮捕すれば22日+22日で44日間の取り調べの時間を確保できる理論上は10回でも100回でも再逮捕しても問題はない
ただし、 大体は2回から3回、多くても5回という印象となる。

アツシ
@atsushi
告訴と告発の違いは、少し乱暴な言い方をすると、当事者なら告訴、第三者なら告発になるということになる。
親族間のトラブルで告訴は成立しにくい。
例えば、18歳のドラ息子が、祖母が貯めた年金を盗んで、そのお金でバイクを買っていた場合、罪にはならない。
2人は直系親族だから、これは親族相盗例といい刑法244条1項にあたる。
一方、例えば義母の家に遊びに行ったら、別居しているはずの義父が入ってくる。義父は、仏間にあったあなたが所有する現金が入った封筒を持って行ってしまった。
この場合、直系親族でもなければ同居の親族でもない。
このため、あなたが 告訴すれば、配偶者の父親は逮捕される。
息子が悪友にそそのかされて家から現金を持ち出した場合はどうなるか。これは悪友が逮捕される可能性が高い。
このように家族間や親族間のトラブルでは、告訴は成立しにくい。
実は、警察は被害届を受理したところで、捜査しなくても問題はない。
一方、告訴は一旦受理してしまうと、捜査を完了させ送検しなければならない。
被害届は「こういう被害を受けました」という報告であり、告訴は「こういう不快を受けましたので、犯人の処罰を求めます」という要求である。

アツシ
@atsushi
2007年から捜査特別報奨金制度が始まった。警察庁が指定した容疑者の逮捕につながる情報を提供した市民に上限額300万円の範囲で国から報奨金を支払うもの。特別に必要がある場合は1000万円まで増額が可能期限は1年になるが、ほとんどの場合は逮捕されるまで延長または短縮している
暴力団に家宅捜査をする場合、 事前に暴力団側にガサを入れると連絡をする。抵抗しないよう話し合いができているらしく、揉めることはほとんどない。
暴力団の事務所や幹部の自宅には、闘犬や凶暴な生き物が飼われていることがかなりある。
静岡県警の刑事に聞いた話になるが、あるガサ入れの際、土佐犬がケージの中で飼われていた。捜査員が「ここはいいか」と帰ると、後日、犬のお腹の下に拳銃が隠してるのが判明し大騒ぎになった。
以来県警では闘犬がいる場合はあらかじめ組員にケージから出してもらって捜査する