hatinaki
@hatinaki
印象に残ったには標題の「「個性」という幻想」
・人は対人関係と同じ数だけ人格の数をもつ
また対人関係の多くが幻想上の相手を現実で操ることで成り立っている<AがBと話している時、Aの頭の中にはAによる仮想Bが存在する>
・観察するべきは、個人ではなく、人間が互いに何を取り交わしているかである。故に「個性」を重視すべきでない
・<多分、患者を治療するうえで>一人ひとりに備わった特別な個性なるものを仮定する必要はなさそうだ
・不安は他者からの非承認によって生まれる
後半は戦争に関する記述が多い。