ゆき
@yu-ki
p56
放課後
江戸川乱歩書を受賞した僕のデビュー作です。
〜ただ、殺人の動機には凝りました。当時は何となく、十人が読んだら十人とも納得するような動機じゃないとだめだという風潮があったと思うんですけど、自分としては「えっ、こんなことで殺すのかよ」と思うような話を書きたかったんです。
ゆき
@yu-ki
p57
卒業
臆面もなく、加賀の「君が好きだ。結婚して欲しいと思っている」というセリフから書き始めました。
〜サラリーマン時代の最後の作品になります。
〜彼を、何かを引きずっている人間にしたかった。しかも、何か対応しなければならない問題があると言うことではなく、もはや解決できない何かを引きずらせたかったんです。
ゆき
@yu-ki
p193
麒麟の翼
そのたびに見上げたのが、橋の中央に設置されている麒麟の像です。繁栄を象徴する架空の動物ですが、この像にはさらにオリジナリティがあります。本来の麒麟にはないはずの翼がつけられているのです。ここから全国に羽ばたいていく、という意味を込められて付けられたそうです。
ゆき
@yu-ki
p257
マスカレード・ゲーム
書くにあたってやろうと思ったことのひとつが、新しいキャラクターを出すことでした。一回きりで終わるキャラクターではなく、今後も再登場しそうだなと思わせるようなキャラクターです。
〜そこに目的のためには手段を選ばない梓を出すことによって、新田をややホテル側に置くことができました。
ゆき
@yu-ki
p324
タイトルの『白鳥とコウモリ』とは、対局の立場にあるふたりの若者たちを象徴している。
また、白と黒、光と影を想起させるこの印象的なタイトルは、被害者と加害者の子供たちの関係性だけでなく、過去と現在、親とこの、主題となる罪と罰、絶望と希望など、対象となっているさまざまな要素にも掛かっている。
ゆき
@yu-ki
p335
何か意味のあることをする。そのためには何がいちばん重要なのか。それは、「世の中から忘れられたり、無視されたりしないこと」がいちばん大事なんじゃないでしょうか。だから未来に残すのは記憶だけでいいのです。
