
ハク
@hakuhenn
1900年1月1日
The Eyes of Gaza
Plestia Alaqad
読み終わった
パレスチナ人ジャーナリストの著者による手記です。大部分が日記の形式で構成されており、とても読みやすかったです。
虐殺や占領下での状況以外に著者自身の生い立ちや経歴などについても書かれています。時折軽妙な語り口で回想される思い出や著者自身の人柄に微笑ましくなりつつも、それと同時に容赦なく綴られていく彼女の身近な人達(回想にも登場する)やガザ住民の訃報/殺害、膨れ上がり続ける犠牲者数にただただ言葉を失くすばかりでした。あまりにも死と隣り合わせの生活がイスラエル側の一存で成り立ってしまっている。
アンネの日記と同じくらい読まれて欲しいですね。ちなみに著者はアンネの日記既読だそうです。
本文から勝手な翻訳を少し失礼します。
「時々、西欧なんかのテレビ番組を見ていると恵まれた安全な環境にいる人々から道徳的な美徳が滲み出ているのが分かる事がある。彼らは子供達に "将来なりたいものを何でも夢見て良いんだよ" と伝えている。しかし、世界の殆どの人々はそんな風に生活し、働き、生き延びる事が出来ているわけではない。少なくともガザではそうではない。私にとってジャーナリズムの追求は、単なるキャリアというより"使命"のように感じられた。」
