
夏野菜
@Natsuno
2026年4月28日

赫夜
澤田瞳子
読み終わった
図書館本
富士山噴火の歴史小説かあ、令和の今も他人事じゃないよなーと興味を持ったんだけど、富士山噴火というのでてっきり江戸時代くらい?と思っていたらなんと平安時代だった。
題字と装画と装幀がめっちゃかっこいい。作中の噴火の描写がぜんぶ入ってる……!
タイトルもかっこいい。読めなかったけど。ただ、噴火被害の印象は「赫」よりも「灰」の方が強いかなあ。
主人公の鷹取が、いじけっぽくて、何も特筆する技術とか特技とかなくて、別に大活躍したり事態を解決したりとかしないんだけど、世を拗ねるようなことを言いつつもどうしようもなく善人で、目の前のひとのために(望んではいなくとも)つい動いてしまって、生きてゆくことに真摯な人間なのがすごく心をうつ。
そういえば、安久利が言ってた「砂や灰より恐ろしいものが広がっている」っていうの、結局なんのことだったのかわからなくて気になってます。
