すみ "マレー蘭印紀行改版" 2026年5月6日
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@sumi_
2026年5月6日
マレー蘭印紀行改版
金子光晴
読んでる
二年、三年、五年と、森林のなかに忘れられた人達は、時がたつに従って、おのれを支えていた故国の印象がうすれてゆき、記憶は脆くもかけちって、間隙が方々にできていった。そのすきまを充填しつつ、亀裂のようにしずかに成長してゆくものは、森林のはてしもしらぬ沈黙であった。 p.25
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