へへ、かもめ
@_u_u_
2026年5月28日
読み終わった
実存主義の欺瞞を見抜いたカミュのように、冷静に現実社会の問題を映しながら「私」という主観に潜む虚構性を暴く形式。
内面批判してる人間が鏡を見ずにものを言っているという皮肉。昨今のAI批判に近しいものを感じる。
小説というより散文。「恋人とヤるときに曲聴いてたら曲聴くだけで勃起するようになった」みたいな狂言回しが続く。倒錯的。この倒錯こそが著者を「特別な存在」たらしめると解説にある。
面白い本を読んだ!というよりは、今まで消費してきた本を面白く回生させるような記念碑的本だった。