
くっぴん
@kuppin888
高校生になったばかりの姪から借りた本。
正直、普段読まないジャンルの本なので読みきれるかなぁと心配したけど、けっこうサクサクと読めた。
5話構成のオムニバス?(でいいのかな?)各章ごとに主人公の大学生の女子が変わるので、楽しく読めた……というとちょっと違うけど、退屈しなかった。
結論から言うと、読んでよかったと思う。
私は自分でもへたくそな小説を書くんだが、どうしても考え方に年齢が出てしまい、読み手の若い感性との齟齬があって困っていた。(いや〜、これはたんに腕の問題もあるけども)だから若い子がどんなふうな物語を好み、なにに惹かれるのか知りたかった。
私の印象では、ちょっと前の言い方でいうとエモい、あるいはメロいっていう感じなのかな。「もう疲れたよ」「リスカ」「お礼としてのセックス」等、ある種共感するキーワードがあり、そこから一気に流している印象。言い方は悪いが読み手のイマジネーション頼りとでもいえばいいのか、あるいは読み手と作家の感情の交流が文章を超えて流れている。そんな印象がある。
各章の前に歌詞があり、その通りに話が進むからはじめは戸惑ったけど慣れた。
初めの印象は「歌みたい」だったから、そのとおりだったな。
ちなみに私はあまり歌が生活の中心にはなく、そういう意味でも私にはあまり向かなかったけども、この物語を必要としている人もいる。
私は第一章の主人公が好きではなく、意外にも第二章の主人公は好き……ではないが、話は好きだったな。
結局のところ、生活の基本を彼氏の愛情であったり、あるいは信頼?にかけすぎていて、スレきった年寄りにはちょっと理解できなかったですね……。
己の足で立て!!!!という気持ち。