静樹 "ある結婚前の風景" 2026年7月7日

ある結婚前の風景
ある結婚前の風景
エイドリアン・トミネ
相変わらずトミネは視線の高さが絶妙だなぁと。長距離とかと比べると軽いというか、小粒だなって思いながら読み進めていたけれど、ラストの余韻はやっぱり流石ですね。紐育百景を思い出したな…。最初の方にトイレの窓から外を見て終わる短編があったと思うんだけど、あれを読んだ時と同じような余韻がある。夜の扱いが上手いですよね。 多分幸福の閾値が繊細なんだろうな。どこからでも光を見出せるというか。だからこそ感動するのかな。同じものが見えているんだと、トミネを好きになるんだと思う。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved