のかわ "虚けの舞 (コルク)" 2026年8月17日

のかわ
@chanoi_13
2026年8月17日
虚けの舞 (コルク)
感想:秀吉による朝鮮出兵時の九州を舞台に、北条氏規と織田信雄という2人の敗者の動向と心情を描く。才気あふれるがそれ活かす環境がない氏規と、恵まれた環境に生まれながら才覚のなさに苦悩する信雄の対比とリンクが美しい。特に信雄の心情や失敗は同じく凡人である自分には染み入った。能「船弁慶」のシーンは圧巻。決して痛快な物語ではないのに関わらず、逆境の中であがく2人を見ていたくなる、不思議な作品だった。
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