
ライト
@M40-50
2026年9月21日

とわずがたり (新潮文庫 せ 2-23)
後深草院二条
読み終わった
巻四、五は抄訳だった。
そこが一番読みたかった。
幼少より宮中で育てられた深層の令嬢と言うよりは、帝に仕えるための知識や教養、立ち振る舞いをキッチリ教育された職業婦人だと思った。
周囲の人物や自分自身をしようがないなぁ、ではどうしていくか?と考え行動していくところが面白かった。
生きていくことは、理想(仏教)に対して妥協の連続であったが、巻四、五の仏教に帰依した日々も興味深く、彼女の目に映る社会、経済的な面や旅路の治安などもっと知りたかった。
実在の人物ではないとの説もあるが、そうであってもモデルはいたのではないか。複数人かもしれない。
その場合、では作者はどんな人だったのだろう。原典を読む頭脳が欲しい。