
木村久佳
@kuCCakimura
2026年10月9日
オリーヴァ・デナーロ
ヴィオラ・アルドーネ,
関口英子
読み終わった
しんどすぎて何度か本を閉じて呼吸しないといけなかった。悪法「償婚」が罷り通っていた時代に「ノー」を突きつけた少女のお話。主体性や女性としての尊厳、そもそも人権を取り戻すのがいかに難しいのかを教えてくれる。
一つ目が止まりがちだったのは、小説仕立ての中に「マチズモ」「私のストーリー」などのフェミニズムによく通じている言葉が頻繁に出てきたこと。1960年代を舞台にしていることからも、そこまでそう言った言葉は浸透してなかったのでは? 使う人はいたかもしれないけど誰にでも通じるボキャブラリーとして口にされていることに違和感があった。あと個人的に、そういう専門用語を使わずに表す作品が好き。翻訳小説だとズバリの言葉を使うものが多い気がするので、日本と海外の違いかもしれません。
