ねえね "ほかに誰がいる" 2025年4月24日
ねえね
@yr64_reads
2025年4月24日
ほかに誰がいる
朝倉かすみ
かつて読んだ
心に残る一節
(p.5) あのひとのことを考えると、わたしの呼吸はため息に変わる。 十六歳だった。 あのひとに出会うまで十六年もかかってしまったという気持ちは、後悔に少し似ている。 眠れない夜よりも長いわたしのため息は、いつか、あのひとに届くのだろうか。
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