
Wi-HEi【6月より読書休止中】
@Wi-HEi
2025年6月6日

日蝕
平野啓一郎
読み終わった
@ 自宅
時は中世。ある基督信者による、錬金術と両性具有者に関する奇妙な記録。大学で神学を学ぶ彼はフィレンツェへの旅の途中で、ある村に立ち寄る。そこでピエェルなる錬金術を研究する老人と出会う。ある日、ピエェルの後を追うと、彼は石に嵌められた両性具有類を見る。少しして、それは村を呪う魔女であり異端審問官に囚われる。焚刑にされる時、彼は空に日蝕を見る。そして、男女の巨人の出現を知る。彼はその時、両性具有類と一体になった感覚を得るのだった。

