すいちゆう "ラブ&ポップ: トパーズ2 ..." 2025年8月20日

ラブ&ポップ: トパーズ2 (幻冬舎文庫 む 1-7)
庵野さんの映画を先に観ていた。あの目紛しい映像がしっくりきた。裕美に憑依したかのように視覚も聴覚も思考も並行して入ってくる情報量の多さ。売春の後ろめたさと否定する理由のなさと世間の拠り所のなさがぐるぐる、ちょっとずつ救われて、ちょっとずつズレてる。 裕美の、今感じた思いのために今行動するという衝動、今への比重の重さ(それが高校生という儚く美しい時期だとなおさら)が、とてもわかる。 高校生の時代は人生の中でも一際輝いて特別だということ、みんな知っている。
ラブ&ポップ: トパーズ2 (幻冬舎文庫 む 1-7)
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