
Bruno
@macchoca
2024年4月14日
ゼロ・トゥ・ワン
ピーター・ティール,
ブレイク・マスターズ
読み終わった
この本を読んで僕なりに勝手に思ったのは、
世界を変えることは破壊ではなく、
構図の再定義であるということ。
革新とは、誰も気づかない存在感の薄いに被写体に着目し、
そこに新しい役割を与える行為だとすればどうだろう。
模倣でも対抗でもなく、
ずらすこと、繋ぐこと、そして価値を紡ぎ直すこと。
競争ではなく共鳴を生む写真。
カメラが写すのは光ではなく、人の感性そのもの。
美とは、強烈な主役に当たるスポットライトじゃなく、
暗闇の中で行われる現像によって現れてくるのかもしれない。