
OGK
@ogk
2025年3月9日
ヘーゲルからニーチェへ 上
レーヴィット,
三島憲一
かつて読んだ
著者のレーヴィット自身かなりヘーゲルに批判的な立場。
ヘーゲルという哲学者を軸に、その批判者や後の哲学者の思想との関連性や対比によってヘーゲルの哲学を炙り出すような構成。



OGK
@ogk
「有限が無限から導き出されている。つまり、無限あるいは無規定が規定される、つまり、否定されることになる。ということは、いかなる規定もない無限は、すなわち有限性を伴わない無限は、無であるということを認めたようなものだ。ようするに、無限が現実となるならば、有限として措定されるということである。しかしながらその際に、絶対者という否定的な非在がいぜんとして奥にあり続けることになる。それゆえ措定された有限性は、くりかえして止揚されてしまう。有限は無限の否定となり、それに伴い無限はまた有限の否定となる。絶対者の哲学は矛盾である」
p188より。