
miyuu
@miyuu_0824
2025年12月30日
鳩のなかの猫
アガサ・クリスティ,
橋本福夫
かつて読んだ
イギリスの名門女学校が舞台。
宝石、スパイ、殺人、誘拐。
この要素だけで好きな作品になることは想像できたけど、
今回はミステリ以外の部分がおもしろかった。
灰色の目をした校長、その後継者候補たち、
似ているようで似ていない聡明な2人の少女
ジュリアとジェニファー
アガサ・クリスティーの
完璧な第三者の視点で描かれる女性たちの魅力的なこと。
ポアロの登場は後半も後半で
もともとは物語に組み込まれてなかった感があったけど
ジュリアとのおしゃれな掛け合いが見られたのは楽しかった。
終わり方も綺麗で、読みやすかった。
こういう世界観が好きであれば。
あとがきを読んで、鳩を表す英単語には2つあって
それぞれが持つ鳩のイメージが違うってことを知って
おもしろいなぁと思ったのと同時に、やっぱり
スマートなおしゃれさのある作者だなぁと思った。