
夜行
@yonayona
2026年1月6日
朝びらき丸 東の海へ
ルイス,C.S.,
C.S.ルイス,
瀬田貞二
読み終わった
借りてきた
「リープ、あなた、何かいうことがあるんじゃない?」とルーシィがささやきました。「ございません。この上何を申しあげることがありましょう。」とリーピチープが、その場の人たちがきけるほどの声で、はっきりと答えました。「わたしの胸のなかは、もうきまっております。わたしは、朝びらき丸でできるかぎり東へまいります。船がいけなくなりましたら、わたしの皮ばり舟に乗ってこいでまいります。あの小舟が沈みましたら、この四つ足をつかって東へおよぎます。そしてアスランの国につかないのに、あるいは、世のはてにかかる奈落の大滝にまきこまれて、これ以上泳げない時がきましたら、せめて日のさすほうに鼻づらをむけて、沈みましょう。そのときはピーピキークが、ナルニアのものいうネズミの族長になりましょう」

