ゆき
@yu-ki
p10
私たちはなぜ本書の題名を『ぶち壊し屋』としたか。それは二〇一七年当時の状況を「アメリカの死屍累々たる惨状」と呼んだ大統領就任演説から、二〇二一年のドタバタ幕切れを後味の悪いものにした「不正選挙」の主張という茶番に至るまで、トランプがアメリカの国民同士、アメリカと同盟諸国、ちずからのスタッフや家族同士を対立させ続けたからである。
国内の人種間対立を焚きつけ、アメリカ人としてのアイデンティティの見方が両極化している中で、文化戦争を煽った。
トランプは不破分裂こそをみずからの政権のトレードマークにしたのである。