"ガーナ流 家族のつくり方" 2026年1月23日

燐
@Re
2026年1月23日
ガーナ流 家族のつくり方
ガーナ流 家族のつくり方
小佐野アコシヤ有紀
・図書館で社会学の棚をぼーっと見ていたら目が合った本。そういえばガーナについて全然知らないなと思って読み始めた。 ・文化人類学とか社会学の学術書というよりは、ノンフィクションのエッセイとして気軽に楽しめるような本。ガーナ料理のレシピが途中に載ってあったり、地域ごとの食材がイラスト付きで書かれていて読んでいて楽しい。私はジョロフライスという料理が気になったので、いつか作ってみようと思う。 ・ガーナには性別と生まれた曜日によってデイネームを割り当てる文化があるらしい。作者は日曜日に生まれた女性なので「アコシア」というデイネームを使っており、本書の著者名にも用いられている。 ・ガーナの公用語は英語となっているが、ネイティブレベルで使いこなせている人はあまりいないらしあ。実質的な地域共通語はチュイ語、そのチュイ語の会話様式に英語を当てはめる形でチュイ英語というものがある。 ・ガーナはキリスト教が7割、イスラム教が2割くらいらしい。 ・本書では「家族」というものがテーマとなっており、作者が日本とガーナを行き来する上で感じた「家族」という概念の違いについても書かれている。 ・例えば、ガーナでは祖母が育児に参加するケースが多く、特に人口流出の多く起こる農村部ではその傾向が高いらしい。他にも、地域ぐるみで子供の面倒を見たり、血の繋がっていない子どもの面倒を見ることも多いそう。また、「家族」という枠組みも日本よりも広く、さらに流動的である。そのため、チュイ語には家族関係を表す言葉も複数ある。 ・女性が家での仕事の大半を担っていて、子育ても女性が行うことが多い。男性は外で働いて金を稼いで家族を養う。こういう文化はかつて日本にもあり、そのイメージだろうか。
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