
いのかわ
@sayatmyukaisa
2026年2月1日
飛族
村田喜代子
読み終わった
@ カフェ
村田喜代子さんの『飛族』。
読み終えた後、空を見上げる目が変わってしまうような、不思議な余韻に包まれる。
舞台は、いつか無人島になる運命の「養生島」。
そこで暮らす80代の海女さんたちは、まるで海鳥の化身
「海と空って、実は繋がっているんじゃないか?」と思わせる幻想的な描写が興味深かった。
自然は時に優しく、時に恐ろしいけれど、その中で自分の生き方を貫く女性たちの姿は、最高にかっこいい。
また、鳥の生態に詳しくなれるのもこの本の面白いところ!生きている人と亡くなってしまった人が鳥の習性と重ねて描かれることで、より深く心に響きました。
「老い」は決して悲しいだけではなく、こんなにも自由で、生命力に満ちたものになれる。そんな希望をもらえる物語です。
