ゆき "ランチ酒 今日もまんぷく" 2026年2月21日

ゆき
@yu-ki
2026年2月21日
ランチ酒 今日もまんぷく
ゆき
@yu-ki
p285 「いろいろ迷った、ということですが、その迷った理由と、迷いを払拭した理由を教えてもらえますか」 〜 人が人に惹かれ、心から一緒にいたいと思う時間はごくわずかなのだ、と悟った。それはうつろかもしれないけれど、だからこそ、小さな疑惑にこだわるよりも、今の気持ちに素直になろう、と。
ゆき
@yu-ki
p129 「うまく言えるかわからないんだけど」 「はい」 「僕、最初に祥子さんに会った時」 「え、いつ?」 急に、自分が話に出てきてびっくりした。 「祥子さんが最初の最初に大阪に来た時です。一昨年だったかな。」 「あ、ええ。阿倍野のスターバックスで待ち合わせした時ですね」 「あなたが、店にすうって入ってきて、なんだか風が入ってきたみたいで」 「風?」 「あなたの周りのが透き通って軽やかで、それが店の中に、大阪に、僕の中にさらっと入ってきて」 祥子は相づちも打てずにいた。 「あぁ、自由だなあ、僕もどこかに行きたいなあ、と思った」 〜 「ここてまはない、どこかに。ずっとここにいたらダメだ。あと、あなたは今自分がしていることをちゃんとわかっているのだろうか、と心配にもなったし。でも、それを聞くほど親しくもないし、話せるような立場でもないし」 「ええ」 「なんというか、あなたに全部話せるようになりたいと思った。こういう人に全部話せるような仕事をしなくちゃダメだと」
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