
あんみつ
@anmitsuchan__
2026年2月10日
ストロベリームーン
芥川なお
読み終わった
心に残る一節
ネタバレあり
入院中、「感動系、泣ける系の小説を読みたい」という私の願いのもと、母が選んで買ってきてくれました。
他者の感情(特に怒り)に敏感になってしまう私にとっては、主人公が怒りの感情をむき出しにするところは少しばかり読みにくさを感じました。
芥川なおさんの作品を読むのはこれが初めてなので、他がどうなのかは分からないのですが、主人公の感情表現が良くも悪くもストレートで、主人公の感情の激しさを感じさせられる場面が多かったなあと思います。
恋メインではあるものの、主人公とその友人たちの友情もかなりメインを張れるくらい描かれていて、私個人的には彼らの友情の方に涙しました。
ヒロインが危篤から息を引き取るまでの展開は、主人公が全力で頑張りまくってヒロインを幸せにするというような王道展開。
個人的にはその王道展開を先読みできてしまった分、感動は半減…というところでした。
しかし、ここまで王道展開の恋愛小説を読んだのは久しぶりで、何だか心が若返ったような気がするかも(笑)
後味は、主人公が未練たらたら感なのでそこまで良くは無いというか、未練や切なさを持ちながら終わっていく感じがしました。
【心に残った一節】
「俺達は友達だろ?小学校の時から褒められる時も怒られる時も一緒だよな。お前の不安は俺らの不安でもある。カワケンとそう話していた!お前が元気がないと俺達も元気がなくなるからさ。全部の病院行くぞ!」
ただただ苦しく愛おしい。その想いが心だけでなく、頭の中から体全体を支配した。
私が向日葵を好きな理由は、
"佐藤日向は向日葵みたいな人だからだ"
【最終感想】
男子たちの熱い友情が最高。
主人公への絶対的な信頼のようなものが見える。