yayi_799
@yayi_799
2026年2月9日

礼讃 (角川書店単行本)
木嶋佳苗
読み終わった
世間を驚かせた彼女に興味があったので読んだ。
彼女の半生を美しくドラマチック書いた物語だと思う。特に男女のシーンは情熱的でロマンチック書かれている。自叙伝的小説なのでフィクションだが、この物語の中では彼女にとって都合の悪い部分は省かれ、出来事をかなり美化してるはず。この後に彼女の裁判傍聴記を読み、彼女は平気で嘘をつき見栄張りで自己愛の強いパーソナルだと印象を持ったからだ。それでも彼女が作り上げた魅力的な虚構の世界を覗かずにはいられなくなってしまう。被害にあった男達もこんな気持ちで彼女に夢中になってしまったのだろうかと想像してしまう。
作中に散りばめられいる彼女の男性に対する分析や価値観は本質を突いていると思う。なぜ彼女が男性に選ばれた理由が分かるような気がする。彼女が語ると妙に説得力もある。
※彼女は美食家で作中にも美味しそうな物があちこちに出てくる。