
106cc
@106cc
2026年2月22日

夜の果てへの旅 上 改版
セリーヌ,
生田耕作
読み終わった
もひとつ悪いことは、前日やったことを、明日も続ける力を、どうやって見つけだせばよいかわからないことだ。うんざりするほど昔からやりつづけてきたことを、その愚かしい行動を続ける力をどこで見つけだすか、要するに、なんの成果もない数々の計画、重苦しい宿命からのがれるための試み、常に挫折に終わる試み、どれもこれも、運命は逃れがたいことを改めて確認させるだけの試み。結局、日増しに心もとなく、不愉快になっていく明日への不安に圧しひしがれ、夜ごと夜ごと、部屋の床の上にぶっ倒れるだけが落ちだ。