
aja
@aja
どれもスーパーで手に入る、身近なお菓子が出てくる小説。
坂木さんのあとがきに、「もしよければおやつ部と一緒にだらだら読みながら食べていただけると嬉しい」と。
「誰かとおしゃべりをしながらだらだらお菓子を食べる。そんな他愛もない楽しさ。」
そんな楽しさもいろんな事情で叶わない時がある。
でも〝いつか”叶う時がきたら、楽しみたいと思った。
インスタグラマーが開催するお菓子クイズにチャレンジする先輩たちのお話、「バカみたいにウケない」が好き。
「今しか存在しない『好き』か。」とコウの一言が刺さった。
〝その儚く、形のない想い。でも今この瞬間にしかないものは、きっとある。”
坂木さんの描く、ドライさの中に、時に表れる熱くて、心に残る表現がたまらなく好き。