白い人びと―― ほか短篇とエッセー (大人の本棚)

2件の記録
Anna福@reads--2503092025年11月13日かつて読んだ再読した心に残る一冊梨木香歩さん「小さな神のいるところ」で思い出し再読。 「白い人びと」 あとがきでバーネットが長男を15歳で亡くしたと知ると、この物語は一層囁く様な優しさと祈りに溢れているのを感じる。 スコットランドの荒地に建つ城とヒースの紫とエニシダの黄色、そして漂う白い霧が幻想的だ。 「わたしのコマドリくん」作者の代表作「秘密の花園」の秘密を打ち明けてくれる胸キュンで楽しいエッセイ。 自然との深いつながり、心に響く静けさ、そして自然が持つ癒やしの力。 この体験こそが、メアリーとコリンが庭で心身を回復させるという物語に繋がったのはとても素敵。



