頭痛の話: 片頭痛から遺伝子異常まで

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ほせ@coffee_dog2025年11月30日読み終わった自分が頭痛に悩まされていた時期があったので気になって借りてみた本。すごく勉強になったと思う。 一番思ったのは自分は間違いなく片頭痛を患っていたということだ。単なる頭痛と片頭痛は全く別の要因から発生するらしい。もちろん病院で診断されはしたのだから当たり前だけど、症状とかをうまく説明できない歳であったので信じ切れてはいなかった。しかし、この本に出てくる症状や前兆を読んで言語化できなかったことを代弁してくれたように感じた。 と同時に当たり前のことかもしれないけど、自分の痛みを人に知ってもらうことはとても難しいと感じた。自分の場合、片頭痛を体験したからこそ何のことを言っているのかが分かったが、体験したことがない人に伝わるとは思えなかった。現に他にも様々な頭痛が出てくるが他の頭痛についてはそういう症状があるのかというぐらいにしか理解できなかった。痛みはあくまでも自分の経験と照らし合わせることでしか認識できないのだと実感した。 本では社会的に頭痛が病気という認識が低く、片頭痛と病院で診断されていなくても口にしたりする場合があるという。当事者からしても頭痛というだけで休むというのには抵抗がある。実際に症状が出る病気でさえ痛みを人に理解してもらうことが難しいから、精神的な話になったらより難しくなることは想像に易い。労働という面では割り切れないこともあるけど、他人の痛みに対して厳しくなっていないか自分の言動を顧みたいと思った。


