クリスマス・カロル

クリスマス・カロル
クリスマス・カロル
ディケンズ
新潮社
1952年11月1日
1件の記録
  • 12月だから読んだ!初見! 「クリスマスおめでとう、伯父さん!」といわれても「へん、ばかばかしい!」と返す偏屈な爺さんが、突如現れた幽霊たちに伴われて様々な家庭のクリスマスを見て周り様々なことを思う……というあらすじだけど、いい話だなあ……てなった。 あと食べ物の描写がすごく美味しそうだし楽しそう。特にクラチット家での、鵞鳥を食べる寸前の描写が良い。 ──ついに皿がならび、食前の祈りがとなえられ、そのあと一同は息を殺して静まりかえった。クラチット夫人がゆるゆると肉切り庖丁をひとわたり眺めてから、いざ、鵞鳥の胸に突き刺そうとしたのである。だが、いよいよ突き刺して待ちに待った詰物がどっと溢れ出た時、食卓をかこんだ一同からいっせいに感嘆の声がおこった。 (p.83〜84) 実際美味しいもの食べる前ってこのぐらい緊迫感あるよね。子どもたちがわいわいと喜ぶ様がありありと想像できる。ほんとに、良い……。 あと最初の方の甥っ子と主人公のやり取り良すぎる。こいつ嫌な爺さんすぎるだろと思って笑ってしまう。「さよなら」って何回言うんだよ。 クリスマスおめでとう、神さまにありがとう、本当に明るくて楽しい気持ちになる本だった。12月中に読んで良かった!
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