
やえしたみえ
@mie_e0125
人が本を読む速度が、人が本を買う速度に追いつくことは、決してない
- 2025年11月16日
シークレット・オブ・シークレッツ 下(2)ダン・ブラウン,越前敏弥読み終わった買った蔵書@ 自宅素晴らしかった〜!「ほーん、なるほど、こんな感じの展開になるんやろな」と思わせといて予想をどんどん裏切っていく痛快で疾走感のあるストーリー、読者を疲れさせないように適切に挟まれるユーモア、好奇心を唆る雑学や、単体で読める面白さなのに過去のシリーズとの繋がりも示唆されたり…… なにより、ロバート・ラングドンシリーズは登場人物がみんなキャラ立ちしてるのがいいよね。キャラ萌えできる(?) キャサリンの最後のセリフ(エピローグの前)には泣きそうになってしまった。今作はラブロマンスとしてダン・ブラウン史上最高傑作だと思う。いや私がデミセクシャルだからそう感じるだけかもだけど、でも、本当に最高だった。この二人絶対別れてほしくない。結婚してくれ。 キャサリンが『ロスト・シンボル』のヒロインってあとがきで気づいてそうだった!となった。それにロバートが好きな小説の一説もダン作品から来てるらしい。邦訳されてるものはすべて持っているので読み返して探さなきゃ。全部再読したい。 あ〜〜〜〜〜素晴らしかった。大ファンです。 - 2025年11月14日
シークレット・オブ・シークレッツ 上(1)ダン・ブラウン,越前敏弥読み終わった買った蔵書@ 自宅期待どおりの面白さ!これぞダン・ブラウン。 今回もミッキーマウスの時計とかスイミングとか閉所恐怖症の話が出ててにっこり。 本筋ではないけど、私はデミセクシャルなので、ロバートとキャサリンの長い長い友人関係が不思議と、自然に恋愛に発展した、という状態によかったねえ……ってなってる。自分たちは友人なんだけど、淡く淡く恋の予感もあった、という感覚もすごくわかる。まあシリーズの次作ではさらっと無かったことになって別の女性と恋愛してるかもだけど笑 結局キャサリンは何を書いたんだ、気になる、下を読むぞ〜!!! - 2025年11月13日
土の中の子供中村文則読み終わった買った蔵書@ 自宅良かった……。やはり自己の内面に内面に潜り込む小説、すごく好きだ。それは周囲から見た客観的な状況だとか、ただひとつの真実だとか、そういうんじゃない。自己の感覚だけに意識を研ぎ澄ませて、己というものにひたすら耳を傾けること。 なんだか読んでいる感じがヘッセに似ている。勿論文体とかは全然違うんだけど、読んでるときの感覚が似てる。 「ただ……、優しいような気がしたんだ。これ以上ないほど、やられちゃえばさ、それ以上何もされることはないだろう? 世界は、その時には優しいんだ。驚くくらいに」(p.109) この台詞がとてもよかった。 あと併録されている「蜘蛛の声」もかなり良かった。ファンになるかも。 - 2025年11月12日
太陽の塔 (新潮文庫)森見登美彦読み終わった買ったかつて読んだ再読蔵書@ 自宅さくっと再読。やはり森見登美彦らしさがギュッと詰まった一冊、面白すぎる。一番好きだ。 初読のときから好きだったけれど、あのときと比べると歳もとって、本気の失恋も味わったから、余計に心が痛い。こんなに面白く軽妙な文章で進んでいくのに、ラストシーンで号泣してしまいそうになる。 最後の解釈は人によるだろうけど、私はよりを戻せたとは思わない。ただ、彼はこれで未練を断ち切って、新たなスタートを踏み出せたのだ、と考えている。最後の最後の文章、この認識を手に入れたことがその証左だ。それを受け入れられるようになった彼は一皮向け、水尾さんのことは過去になっていくんだろう。でも、でも、それってなんて切ないことだろう。 未練を断ち切れない間って、未練そのものが愛おしい。本当に大切なものはすでに失ってしまった上に、未練までも喪うとき、本当に人は失恋をする。その寂しくて、けれど清々しいこと! 「失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、」あらすじに書かれたこの文章を最初は読み流していた。今こそ響く。これから失恋する予定の人たち、失恋を経験した人たち、男でなくても、予定の人たちは恋をする人間の愚かさを笑い、年老いた我々は青臭い日々を思い起こす。 一度万博記念公園に行ったことがある。そのときは同行者がいて、長居はできなかった。機会があれば一人で行って、この本を再読したい。 - 2025年11月12日
キリスト教とは何かペトロ・ネメシェギ読み終わった買った蔵書@ 自宅いちカトリックとして、信仰の模範、私たちが何を神に見出しどう生きるべきかをやさしく説いてくれる良い本だった。 そして、カトリックでない人がカトリックの信仰を理解したいと思ったとき、(たとえば、あなたの家族や友人、恋人などがカトリックであるとき)、聖書を読むよりも先に、あるいは聖書と併読して読むと、カトリック(及びすべてのキリスト者が)どのような愛と喜びを持って生きているかをよく理解できるのではないだろうか。 信仰とは個人的な感覚による部分も大きいので勿論この本も筆者の信仰生活によって感じてきたことを前提として書かれているが、前提が逸脱していることや極端な偏りはなく、ごく一般的なカトリックの考えをよく反映していると思う。 勉強として読むにはさらっとしすぎているので、すでに受洗しているカトリックは信心を思い出したり全体を振り返ったりするために読むのがおすすめ。 - 2025年11月10日
外国語学習の科学白井恭弘読み終わった買った蔵書@ 自宅「正の転移」「負の転移」、第一章に出てくるこの概念、日頃「色んな芸術を学ぶと絵に活かされるな〜」と思ってる感覚そのもので面白かった。(実際例として言語以外のスポーツでこの概念を説明する箇所がある) もちろんタイトルどおり言語学の話なんだけど、この本を読むとそれこそ「正の転移」が、色んなジャンルでめちゃくちゃ起きる気がする。だから外国語学んでない人でも読む価値あると思う。 そして文章もかなり読みやすい! 「これなんだっけ?」とか「これはちがうのかな?」と思いそうなタイミングで適切に補足を入れてくれて優しい。 当たり前だけど第一章は序盤にすぎず、実際に外国語を学習するとき、ヒトに何が起きているのか?どのような実験や研究が行われてきたのか?そこから、外国語学習法についてどのような手法が効果的と推測されるのか?全部丁寧に描いてある。そして最終章で結局どうしたらいいのかってことを振り返ってくれる。しかも参考文献や索引もある。とても丁寧な作りの本で、そういった意味でも惚れ惚れする。 この本の初版は2008出版で少し古いけど、前著の『外国語学習に成功する人、しない人』の新版が2025年2月に出ているし、ロングセラーだからまだまだ読める本だと思う。前著は教科書としても使用されているようで、今作もそれを意識しながら執筆したらしい。なるほどわかりやすいわけだ。 ブックオフでたまたま目について購入したのだけど、かなり良かったし、あとがきで前著との併読をお勧めされていたので、そちらは新品を購入しようと思う。他にも著作があるようなので、全部まとめて気になるに入れとこ! - 2025年11月9日
ヘッセ詩集ヘッセ,ヘルマン・ヘッセ読み終わった買った蔵書@ 自宅ヘッセが若い頃の詩はやはりロマンチック。彼の書く小説と同じで、後期へゆけばゆくほど、人生、魂の泥濘へ潜り込んでゆく。ヘッセの作品との思想的な繋がりも感じられるので、ヘッセの小説をひととおり読んでから読むと味わい深いかもしれないし、逆に、この詩集を読んで、刺さった時期の作品から読んでいくのも面白いかも。 いくつか抜粋しておすすめする。 『処女詩集』(1902年)とその前後 より 『ローザ嬢』 ──私は知っている! だが、あなたは私を知らない。 非常に短い詩。ローザ嬢は歌手か?舞台の上の憧れのあなたを私は知っている、愛している、だが、あなたは私を知らない。コンテンツ社会の現代において共感できる人は多いのではないか。 『孤独者の音楽』(1915年)とその前後 より 『あなたを失って』 ──あなたの髪をまくらにできぬことが、こんなにもつらいものとは思わなかった。 ロマンチックな失恋の詩。親密になった愛する人を失った経験のある人はすべて共感できるはず。ひとり寂しい孤独な夜の情景が目に浮かぶ。 『夜の慰め』(1929年)とその前後 より 『祈り』 ──なぜなら、私は喜んで滅び、喜んで死にますが、私はあなたの中でなければ死ねないのですから。 この頃から祈りや信仰に関する詩が増えてくる。この『祈り』は名前のとおり主への祈りで、キリスト者としてはこのまま日々の祈りに取り入れてもいいほど好き。ヨブ記2:10「わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうではないか。」を思い出す。私も、絶望の中にも神がいることを、全てがあなたの意思であることを示してください、あなたの意思なら悦びであり幸いですが、あなたを信じられないならば全ての苦痛はただの苦痛です!ってよく思う。 紹介は避けておくけどもう少し先の時代に出してる(この本にも載ってる)『イエスと貧しいものたち』も良すぎ。 『新詩集』(1937年)とその前後 『ある幼な児の死に寄せて』 ──うつし世の風と光を味わうのに、一いき呼吸し、一度まなざしを動かすだけでお前は満ち足りたのか。 苦しい……慈愛に満ちた瞳で幼な児の亡骸を撫ぜている老人の姿が浮かぶ。この世界すべてのことをもう知ってしまったから、もうすっかりよく見てしまったから、そうして眠りいってしまったんだね、初期のような柔らかい美しさのある文章だけれども、これは若い頃のヘッセには書けないだろう。年をとり、生と死について深く深く考え底なし沼においても光を見出すほど思索に耽ったこの時期だからこそ詠めたのだろう。素晴らしい。 - 2025年11月8日
罪を犯した人々を支える藤原正範読み終わった買った蔵書@ BOOKOFF 秋葉原駅前店わかりやすい。全体的に思想のバランスが取れていて、物事を多面的に見つつ自身の主張を行う姿勢が好ましい。読みやすいので、事前知識は不要だと思う。 筆者の体験や傍聴した実例と、統計分析、そして思想、この情報量のバランスもよい。統計は2020年のものを使用している。 岩波らしい良書 - 2025年11月7日
星の王子さまサン=テグジュペリ,倉橋由美子読み終わった買った蔵書@ BOOKOFF 秋葉原駅前店実は初めて読んだ。暖かい文章、こういうの大好き。 王子さまにとってバラが特別で、特別で、かけがえのない存在だったことに気付かされるシーンが愛おしい。有名な「大切なものは、目に見えない」という文章は知ってたけど、それが「秘密」という形で教えられるのがなんとも幻想的で、説教くさくない、この世の神秘、宝物を子供たちが共有する具合のきらめきがあってよい。 何かを愛したとき、それを思い出す全てが愛おしくなるあの気持ち、最終的に世界中全部が愛おしくなるぐらいのあの、永遠の離別による置き土産。献辞に登場する「レオン・ヴェルト」は実在の人物で、ユダヤ人だったためにナチスの弾圧から逃れ隠れ住むことを余儀なくされていたようなのだが、それを考えると、この星のどこかに愛しい誰かやその痕跡があると皆が知り、それを何よりも愛せたら、如何に戦争が愚かな行為であるかわかりそうなものなのに、というメッセージも勝手ながら感じる。砂漠が、夜空が、愛おしく感じるように、人類は皆外に出て歩き出さなければいけないのではないだろうか。めいめいの知らないことをひとつ知り、親しむために。 異邦人読んでたら離人感悪化したから他の本読んで調整しよう!と思ったけどこれも割と離人感悪化する文章だった気がする、王子さまとの不思議な邂逅に脳みそが持っていかれてしまう - 2025年11月7日
異邦人カミュ読み終わった買った蔵書@ BOOKOFF 秋葉原駅前店一人称なのに他人事のような、でも一部は実感を伴ってる絶妙な浮遊感が、離人感が強い時の私すぎて、読んでると解離が悪化しそうで癖になる。 そもそも文章が本当に美しい。海外小説、翻訳文体大好き。 夜職の手口はいつの時代も変わらなくてウケる。りりちゃんは異邦人を参考にしてる可能性がある - 2025年11月6日
奔流の海伊岡瞬借りてきた読み終わった@ 自宅母から借りた。読みやすいし、二人の登場人物の一人称視点が連続していくのは自分の執筆方法と近くて参考になった。総合的には好きでも嫌いでもない。絡まった紐を解いていくような面白さはあるけど、感動はしなかったかな。よかったね〜とは思った。 裕二の幼少期の食糧事情が解像度高くてきつい。そういう苦しみの中にも、良い友達がいて缶蹴りをしたりした地元があり、それを懐かしむ描写まではかなり共感できたんだけど、それ以降はあんまり感情移入できなかった。最終的にあっさりと過去を捨てたように見えたのがその理由なのかもしれない。彼は缶蹴りを懐かしむことがあるんだろうか。あのガヤガヤした地元を。思い出しもしないのかな。私は多くの苦しみを含めて地元を愛してるし捨てられない、みたいな性分だから合わなかったのかも。勿論本物の名前で本物の家族の元へ帰るって大事だし、別に不自然な描写ではない。主人公の性格にも、まさしく奔流に流され続けるようだった彼の人生にもあっている。ちゃんと正しい場所へ流れつけたのは良いことだ。 あと途中出てくる女の子の最後の手紙がつらすぎた。「そういうことをしてしまう性分」なんかではない、あなたの行動はすべて説明がつくもので、良くも悪くもありふれていて、あなたは誰からも軽蔑されるべきではないと言いたい。裕二には伝わっててほしい。 もう一人の主人公の女の子の方はあんまり好きじゃなかった。そりゃお父さん死んで可哀想なんだけど、あまり感情移入できなかった。なんというか全体的に没入できなかった感覚がある。相性が悪かったのかも。 - 2025年10月31日
ひかりのくにの子どもたち(1巻)綿本おふとん読み終わった買った蔵書@ 自宅予約して発売日に即読んだ! みんなが頭にアルミホイルを巻き、陰謀論が当たり前となった世界で、政治哲学を好み、社会に馴染めず、"存在しない"屋根裏部屋に引き篭もる主人公のちず。彼女のような思想の強い人間、ギフテッドにのみ開眼する能力を使ってディベート(バトル)を行う……という世界観。 難しい言葉もいっぱい出てくるけど別に雰囲気だけで読んでても面白い。頭をガツンと殴られるような面白さだ。 こんな漫画が描ける人は世界に二人といないから、ぜひ読んで欲しい。 - 2025年10月30日
クララとお日さまカズオ・イシグロ,土屋政雄読み終わった買った蔵書@ 自宅『わたしを離さないで』が面白かったので購入。読後感が好ましい。私は昔から大いなるものへの信仰を持っていたので、クララのお日さまへの想いに共感できた。こちらへ語りかけてくる文体も本当に大好き……。 noteでも感想書いた。 https://note.com/mie_e0125/n/n50ef50a4b042 - 2025年10月17日
ムーミン全集[新版]講談社文庫全9巻BOXセットトーベ・ヤンソン読み終わった買った蔵書@ 自宅ムーミンを全巻読んだのは2022年6月だけど、その時は図書館で借りていて、最近やっと購入した。 ムーミン原作は、あたたかな空気感や文体の中でキャラクター全員が「生きている」生々しさがあって良い。みんな個性的で、はっきり言えばおかしい。ムーミンたちの見た目しか知らない人も一度は読んで欲しい。 読んでからムーミンバレーパークに行くと、原作に出てくるような些細な要素があってとても楽しい。 - 2025年8月13日
わたしを離さないでカズオ・イシグロ,土屋政雄買った再読した蔵書@ 自宅図書館で読んで、これは手に入れたいと思ったので本屋さんであらためて購入。いつ買ったかは忘れたけど大体このぐらいだと思う。 借りてる間も2回ぐらい読んだけど、購入後2回ぐらい再読した。 - 2025年8月8日
わたしを離さないでカズオ・イシグロ借りてきた読み終わった@ 図書館図書館でなんとなく借りたら面白すぎて、どうしてもっと早く読まなかったのだろう……と思ったし、後々購入もした。 文章が美しい。情景がありありと浮かぶ。あえて詳しくは説明されない世界観、けれど謎ばかりが残るわけではなく必要なことは解き明かされすっきりと、けれど切なく、一言では表せない読後感。 - 2025年5月31日
菜食主義者きむふな,ハン・ガン読み終わった買った蔵書@ 自宅人生初韓国小説。面白くてどんどんと読んでしまった。息が詰まるような、胸糞悪い描写が多いが、不思議と読後感は嫌じゃない。静謐で淡々とした描写は非常に好ましい。 特に「蒙古斑」が好きだった。(人によっては一番ダメかもしれないが) クリエイターとして、作りたいもので支配され、それを作りたくてたまらないという葛藤、そしてそれが成就した時の果てしない悦び……。特にどこか冷めていて、熱狂に混ざれない中で作品を作り続けていた彼にとってどれだけ強烈な体験だっただろう。 それに匹敵するのは子供が歩き始めた時、「足元から植物を生やそうか」といったときぐらいだろう。 私も熱狂に混ざる才能がない創作者でオタクで人間で、とにかく何してても当事者である才能がない。だから彼の悲壮がわかるのだ。でも彼は自身の作品に無意味に「鳥」を入れる。それが何を意味しているのか。彼は羽ばたきたかったのか。自分ですらわからない自我の断片。 とにかく美しい作品だった……。 - 2024年11月18日
子どもが祈りはじめるときソフィア・カヴァレッティ読み終わった買った蔵書@ 自宅私は成人洗礼で神様のいない幼少期を過ごしたけれど、それでも子どもは神様と一緒にいるのだ、私が子どもだったときにも神様はいたのだ、と気付かされて感涙。 信心のない親から「神を信じる人もいて〜」というようなことを言われ、「そうよ!神様よ!神様はいるのよ!」と喜ぶ子どもが過去の自分に重なった。私も神様の存在を心から希求する子どもだったからだ。 普通は親目線で読む本だろうけど、子ども目線で味わってしまった……。 一応育児の参考にもなりそうだけど、古い本なので当然普通の育児書を併用すべきで、実用書として見るなら、宗教教育の部分を日本の風土に合わせてバランスよく取り込むべきだと思う。 私が購入したのは新装版。この書影よりは随分とっつきやすい見た目になっている。 - 2023年9月15日Bridgman's Complete Guide to Drawing from LifeGeorge B.Bridgman買ったまだ読んでる蔵書@ 自宅美しいスケッチ集!英語なので文章はほぼ読んでない。今の時代ならAIに読ませるという手があるので読んでも良さそう。 のびのび、生き生きとした線が、ヒトという生き物をドローイングする上での本質を教えてくれる。ヒトの美しさはどこにあるのか?それをどう見てるのかを如実に映し出すから素描は大好き! この人のスケッチが好きで模写するために購入。まだ全部模写しきれていないので「まだ読んでる」に入れておく。日付は購入日。
- 2023年9月15日
アーティストのための美術解剖学ヴァレリー・L・ウィンスロゥ買ったまだ読んでる蔵書通読するというよりリファレンスとして使っている。絵を描く人なら持っていて損はない。人によっては難しく感じるかもしれないが、扱ってるテーマがアカデミックなのである程度仕方ない。学術書を読み慣れてるような人ならむしろわかりやすいと思う。 ところどころ参考になるスケッチもある。嬉しい。 絵を描くのに必要なのはよく見ることだという持論があるが、よく見るのには知識が助けになる。手の描き方とか怪しいTips見てないで美術解剖学の本を1冊買って手の構造を調べた方がよほどいい。マジで。 一応「まだ読んでる」に入れておく。読み終わるという概念はない気もするけど。日付は購入日。
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