中世政治思想講義

中世政治思想講義
中世政治思想講義
鷲見誠一
筑摩書房
2024年7月12日
2件の記録
  • -ゞ-
    -ゞ-
    @bunkobonsuki
    2026年3月12日
    中世ヨーロッパにおけるキリスト教および宗教権力の変遷と、近代思想の萌芽を記した本。 サブタイトルに「ヨーロッパ文化の原型」とあるように、今我々がヨーロッパ(あるいはアメリカ)と聞いて思い浮かべる思想・習慣の数々は、中世キリスト教が関係している。 例えば、個人主義。「私は私、あなたはあなた」というような個人主義は、実はもともとヨーロッパにあったわけではない。中世では人は複数のコミュニティーに所属しており、コミュニティーの属性から個人が認められていた、集団に帰属するという点では、日本の村社会に近い状態だった。それが近代になってナショナリズムが形成されてくると、「個人としての人」が出てくる。 また、この本は一種のリーダーシップ論として読める。 「権力そのものにカリスマが付く」という考えは、現代社会でも共感されるのではないだろうか。「立場が人を作る」とあるように、人は権力者に対してバイアスが働く。そうした状態からどのように権力の運用が変わっていったのか読みながら考えるのも楽しい。
  • Sakiko
    Sakiko
    @sakiko
    2025年12月28日
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