ラテンアメリカ怪談集
6件の記録
春の-yoc@yoc8383-book2026年3月26日読み終わった熱を帯びた狂気が日常に広がる様 灼熱と生と死の幻想 「円環の廃墟」の濃密さはもとより 印象的だったのは 「ポルフィリア・ベルナルの日記」 日記と読み手の変化に心が波立つ 「魔法の書」 意味のない文字列が記載された書物が持つ魔法 理解の条件,継続と停止の意味 「火の雨」 破滅の静寂 「ミスター・テイラー」 エスカレートする欲望と自覚のない狂気に暗澹たる思い 文化によって怪談が異なる雰囲気を持っていて興味深いなぁと ルゴネス,ボルヘス,コルタサル,カサレス…豪華ですね
数奇@suuqi2025年12月10日読み終わったラテンアメリカの怪談アンソロジー。怪談というよりは奇妙な幻想文学という感じで、幽霊譚や魔術めいたお話、中にはコメディタッチなものもあって面白い。難解な話もあるため、どうしてもわかりやすい話ばかりを気に入ってしまうところはあるのだけれど、パニックホラー然とした「火の雨」、コメディタッチの「吸血鬼」、世にも奇妙な物語風な「魔法の書」、あれこれ想像が膨らむ「奪われた屋敷」、安部公房的なシュール短編「波と暮らして」、ブラックユーモア全開の「ミスターテイラー」あたりが好き。「大空の陰謀」もSF的なお話で面白かった。










