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数奇
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@suuqi
ぬいぐるみたちとカメと暮らしています
  • 2026年4月10日
    河合隼雄の幸福論
    kindle unlimitedでサクッと読める本を探していて、河合隼雄が好きなので読んでみた。「しあわせ眼鏡」という題で連載されていた、1分程度で読める「幸福」にまつわるエッセイがまとめられた一冊。ちょっとした内容ばかりだがその中に河合隼雄の、物事に対する視点の豊かさが散りばめられている。すごく印象に残る・感動するというのではなく、ちょっと自分も視点を変えてみようかなと思えるようなライトな読み心地が良かった。 また、他の本で読んだ好きな一節が、この本からの引用だということを知った。 「幸福ということが、どれほど素晴らしく、あるいは輝かしく見えるとしてもそれが深い悲しみによって支えられていない限り、浮ついたものでしかない」
  • 2026年4月8日
    黒い仏 探偵石動シリーズ (講談社文庫)
    感想を一言で言うと「クソワロタ」に尽きる。なんじゃこりゃな超問題作。前作『美濃牛』も変わったところはあったものの真面目にミステリやってたのに、どうして同じシリーズでこれ書こうと思っちゃったんだ。個人的には大好きだったし、人の感想を読んで「後期クイーン問題」を扱っているという指摘になるほどと思った。ただ、前作の名探偵・石動のキャラクターが好きだったので今回こういう役回りになったのは少し残念に思うが、それでも「やってくれたな〜」という感じでとても面白かった。
  • 2026年4月7日
    クラインの壺
    クラインの壺
    作者が共作名義で、そのうちの1人が井上夢人だと知って気になる
  • 2026年4月7日
    魔法使いの弟子たち
    ブルスカのフォロワーが面白かったと言っていて、同著者の『プラスティック』が好きだったので気になる
  • 2026年4月4日
    美濃牛 探偵石動シリーズ (講談社文庫)
    名前が出てくる登場人物があまりにも多すぎてメモしながら読んだ結果、最終的に26人にもなっていた……。それでも個性的な人物たちがそれぞれ動き回る面白さがあって読みづらさを感じさせない魅力があった。探偵役・石動の飄々としたキャラクターも良い。しかしやっぱりこんなに人物多くしなくて良かったのでは、とかトリックもそこまでしなくていいのでは、とか一歩引いてしまう部分もあった。人間たちが動き回るサスペンス・ドラマとしては読み応えがあり、集落が持つ呪いのような不気味さを最後まで残すストーリーは好きだった。
    美濃牛 探偵石動シリーズ (講談社文庫)
  • 2026年3月24日
    人間たちの話
    人間たちの話
    あらゐけいいち先生が表紙を描いていて気になって読んだ。ポストアポカリプスやディストピアやファーストコンタクトや系外文明といったSFをとてもライトな読み心地で描いた短編集。なかでも最もコメディ色の強い「たのしい超監視社会」が好きだった。オーウェルの『1984年』を日常アニメにしたようなノリが笑えたし、それでいてちゃんと深いテーマがある。オチも好き。逆に真面目な短編である「人間たちの話」もとても良かった。ファーストコンタクトって本来こういう地味なものだよねというリアリティと、並行して家族の話が描かれる、結局はどれも人間の話でしかないという切り口が好き。
    人間たちの話
  • 2026年3月16日
    ナショナル・ストーリー・プロジェクト 1
    ナショナル・ストーリー・プロジェクト 1
    前からずっと読みたいと思っていたが小川洋子『物語の役割』で紹介されていて、やはり読まねばとなっている。
  • 2026年3月16日
    トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫)
    『まぼろしの小さい犬』が良かったのでこちらも読みたい。小川洋子『物語の役割』でも紹介されていて気になる。
  • 2026年3月16日
    物語の役割
    物語の役割
    小川洋子のいくつかの講演をもとに、物語が持つ役割について文字に起こされた一冊。 とても短くサクッと読める文字量ながら、一文一文すべてを心に刻みたいほど素晴らしい本だった。 物語は作家が一から発明するものではなくすでに存在していて、書かれることを待っている。それを作家は形に起こすのだという考え方がとても興味深く、それが実践的な物語の作り方と合わせて語られるので説得力があった。 こんなにも読みやすく簡潔に、物語というものの持つ力が文章にされていて、小川洋子の言葉選びの凄さにも感動する。
    物語の役割
  • 2026年3月12日
    アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕 (クリスティー文庫)
    隙間時間にちまちま読み進めて読了。クリスティー100冊すべてを、クリスティー作品に詳しくないミステリ研究者がすべて読んで評価していくというコンセプトが面白い。現代ミステリと比較しながら語られるので、「今読んでもクリスティーって面白いの?」という疑問への解として参考になる。僕が大好きな『カーテン』『春にして君を離れ』『終りなき夜に生まれつく』が大絶賛されていてニッコリ。低い評価の作品も愛のある書評なので読み応えがあり、読みたい本がめちゃくちゃ増えた!
    アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕 (クリスティー文庫)
  • 2026年3月11日
    十角館の殺人 <新装改訂版>
    超有名作品なのに全く内容を知らなかったので読んでみた。既に様々などんでん返しモノを読んだあとだと正直なところ衝撃は薄く、犯人もトリックも大体予想通りだったけれど、1987年にこのトリックを描いたのは凄いと思う。個性的な登場人物たちで読みやすく、分厚い本なのに二日で読み終わったほど読ませる内容なのは良かった。ただ、過去の事件にももっと何かあると思ったけどあまり深く関連しないのは残念だったな……。
    十角館の殺人 <新装改訂版>
  • 2026年3月8日
    カウンセリングとは何か 変化するということ
    これはすごい本。名著だと思った。「カウンセリングとはどんなことをするのか」を、実例を紹介しながら恐ろしいくらいわかりやすく言語化している本。面白すぎて読むのが止まらなかった。 「心」とは何か、どうやってそれを変化させるのか。「カウンセリングは魔法ではない」と著者はこの本で伝えたかったようだけれど、魔法のように凄いことだと思わされた。 いくつもメモを取るくらい素晴らしい文章に溢れていて、何度も泣きそうになった(まさか新書を読んで泣きそうになるなんて……)。この人の本をもっと読みたい。
    カウンセリングとは何か 変化するということ
  • 2026年3月8日
    物語の役割
    物語の役割
    『カウンセリングとは何か』で引用されていて気になる本。物語の持つ力にもとても興味がある。
  • 2026年3月7日
    暗い抱擁
    暗い抱擁
    アガサクリスティー完全攻略を読んで、メアリ・ウェストマコット名義の傑作として紹介されていたため気になる。あらすじを読むとネタバレになるとのことで注意したい。
  • 2026年3月2日
    失われた貌
    失われた貌
    話題になりすぎて賛否ある印象もあるけれど、個人的にはとても面白かった!シンプルに刑事ドラマ・ヒューマンドラマとしてのエンタメ性が読んでいて楽しい。一見関係なさそうな複数のエピソードが綺麗に回収されていく伏線の張り巡らせ方も秀逸で、「失われた貌」という標題のミーニングも上手い。 衝撃的なトリックやどんでん返しを期待すると物足りないと感じられてしまうかもしれないけれど、伏線回収とドラマ性においてとても良くできた警察捜査ミステリだと思った。
    失われた貌
  • 2026年3月1日
    23分間の奇跡
    23分間の奇跡
    『バーナード嬢曰く』8巻を読んで気になった本
  • 2026年3月1日
    ここはすべての夜明けまえ
    『バーナード嬢曰く』8巻で気になった本
  • 2026年3月1日
    高熱隧道
    高熱隧道
    『バーナード嬢曰く』8巻を読んで特に気になった本
  • 2026年2月25日
    考察する若者たち
    個人の感想よりも作者の正解を当てる「考察」が流行する令和。それが若者たちの「報われたい」という欲求によるものだという論旨がとても納得できて、最近感じていたモヤモヤが言語化されてスッキリ。 ……が、ただ好きなものを語りたいだけのこじつけっぽい引用が多いように感じてしまった(スキップとローファーの話しすぎだしカズオイシグロの引用ぜったい不要だし……)。読者層を意識してわかりやすくするためだとしても論旨からズレてるようにしか感じられず……そのオタクさも三宅さんの魅力か。この本に込められた熱いメッセージ性は好き。
    考察する若者たち
  • 2026年2月24日
    まぼろしの小さい犬
    まぼろしの小さい犬
    小川洋子と千早茜の対談で紹介されていて、「空想上の犬を飼う少年のお話」というあらすじが気になって読んだ。 児童文学だけれど中盤に衝撃の展開があって驚く。結末が本当に素晴らしく、訳者あとがきにもあるように凡庸な作家なら少年が本物の犬を迎えてめでたしめでたしとしそうなお話を、一筋縄ではいかない展開を最後に挟むことで作品のテーマや感動を深いものにしている。 心情描写も繊細で、終盤の「少年は成長を見せられるか?」とハラハラさせる描写は凄い。最後のワンシーンは本当に感動的。小川洋子による解説も良かった。
    まぼろしの小さい犬
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