新編日本古典文学全集 (47) 建礼門院右京大夫集・とはずがたり

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shino@wanwan-012025年12月7日読み終わった初読ずっと読みたいと思っていた古典をようやく読めた。 『とはずがたり』の二条が後深草院に初めて求められる場面では、手慣れた後深草院と、純真無垢とまで見える二条が描かれる。少女が持つ清潔さが、のちの二条とは別人のようなのだが、だからこそ美しいようなグロテスクなような不思議に際立った印象をこの場面から受ける。古典ってこういうのも書くんだ、と思って衝撃だった。 二条と関係を持つ男性たちが、「雪の曙」とか「有明の月」などと称されるのも、美しくて好き。とても好みだった。
