いつも彼らはどこかに(新潮文庫)

9件の記録
Miyuki@miyuki_i2026年4月2日読んでる「愛犬ベネディクト」 不登校の妹は家で黙々とドールハウスを作り、ブロンズの犬を愛でている 空想に溢れた妹の世界を壊さないように大切にする兄と祖父のまなざしが優しい

Miyuki@miyuki_i2026年3月31日読んでる「ハモニカ兎」 ある小さな村にかつて存在したというハモニカ兎 オリンピックまであと○日という日めくりカレンダーをめくる朝食屋の男 村で行われるオリンピック競技の不思議なルール どれも具体性を持っていて、でも架空の世界だ 純粋に仕事をこなす実直な男と、理由なき理由で絶滅に追い込まれるハモリカ兎は、どちらも村に搾取される優しき存在


Miyuki@miyuki_i2026年3月31日読んでる「目隠しされた小鷺」 美術館にひとつの絵だけを見に訪れる修理屋の老人と、美術館職員の不思議なやりとり どうしてこの絵だけ見に来るのか、事情は何も明かされない ただ、ぽつりぽつりとした会話、ふとした瞬間に見せる動きから人柄を読み取るような、そんな読書


Miyuki@miyuki_i2026年3月29日読んでる2編目「ビーバーの小枝」 作家と翻訳家のお話、これも好き 交換した手紙に追記される息子の小話も、ビーバーの骨と小枝を共有してそれぞれが作品に取り組むのも素敵 「もう決して会えない人も、たぶん二度と会うことはないだろうと思う人も、骨の姿でしか出会えないものも、隔てなく私の胸の中に浮かんでくる。皆、自分の仕事をしている」

Miyuki@miyuki_i2026年3月28日読み始めた1編ずつ大切に読みたい 「帯同馬」 スーパーの試食を配る女性と試食を何度ももらいにくる小母さんの話 うまいなぁ ピカレスクコートに想いを馳せてしまう






