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Miyuki
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@miyuki_i
海外文学が好きです
  • 2026年4月23日
    パパイヤのある街 台湾日本語文学アンソロジー
    2編目 「新聞配達夫」 楊逵 台湾で日本人の圧政に苦しむ農家の家族から、ひとり日本に来た青年が、ありついた新聞配達の仕事で搾取される一方で、田中という善い日本人にも出会う 悪い日本人ばかりの中、田中さんの優しさに救われる思いがした
  • 2026年4月23日
    Hamnet (English Edition)
    Hamnet (English Edition)
    シェイクスピアの家族の物語 妖精のような妻と出会ったときの甘酸っぱい空気、壮絶な出産、乗り越えられない死、すれ違う心…… ひとつひとつの場面が濃く、印象に残った
  • 2026年4月14日
    Hamnet (English Edition)
    Hamnet (English Edition)
    映画観る前に読みたい 詩的で美しい文章
  • 2026年4月12日
    パパイヤのある街 台湾日本語文学アンソロジー
    日本統治期の台湾日本語文学 1編目「自然にかえれ!」呉濁流 なんと『吾輩は猫である』のパスティーシュ 猫目線(一人称は「吾輩」)で人の生活を語るほのぼのしたお話と思っていたら、後半に急展開 「人間って総べて道徳や宗教と云う仮面をかぶっただけで、その道徳も弱者に強いる道具としか使わない」 先生という道徳的であるはずの人間さえ利己的な残虐性を見せる 猫の失望は、そのまま台湾の人々の感じていた失望だったのかもしれない 胸にぐさりときた
  • 2026年4月8日
    ベル・ジャー
    ベル・ジャー
    文学ラジオ空飛び猫たちで翻訳者の小澤身知子さんのお話を聴いた https://open.spotify.com/episode/0rFi1wkZ7vmsSpOlztqFDG?si=z4SysOpPThyEDk0jQg8EDg 『ベル・ジャー』を訳したいと思っていたら、晶文社の編集者さんから「『ベル・ジャー』を訳しませんか?」と言われた話が運命的だなぁと思った 思い入れのある本を翻訳できるって幸せだろうな 訳者あとがきによると、昔、翻訳された時のタイトルは『自殺志願』だったらしい……『ベル・ジャー』というタイトルと受ける印象がだいぶ違うが、読むとたしかに自殺志願と名付けたくもなる 「少女版『キャッチャー・イン・ザ・ライ』とされる名作」というキャッチフレーズも、「サリンジャーが描いたフラニーが地獄のような十年間を送ったあと、そのときの自分について書いたかもしれないような小説」という書評も、なるほどと思った 『フラニーとズーイ』は大好きな作品なので、主人公が世の中の欺瞞に苦しみ、女性が感じる閉塞感にもがいて、自分ではどうしようもなく壊れていくところが確かに通じているように感じる(救いがある分、『フラニーとズーイ』のほうが好きだ) 感じやすい時期に読むとひきずりこまれそうな作品
  • 2026年4月8日
    パパイヤのある街 台湾日本語文学アンソロジー
    日本統治期の台湾日本語文学とは何か、編者解説から先に読み始める
  • 2026年4月8日
  • 2026年4月4日
    いつも彼らはどこかに(新潮文庫)
    「チーター準備中」 切ない 冒頭の「hを手放してから十七年が経った。しばらくは呆然とし、家に閉じこもっていたが、紹介してくれる人があって動物園の売店で働くようになった」で、多くを語らないが、どんな悲しい経験をしたのだろうと想像が働く このあとは動物園の描写なのだが、若者を見つめる視線や、hが名前に隠されたチーターに惹かれる様子に、まだ癒えぬ悲しさが伝わってくる
  • 2026年4月2日
    3934km 国境を越えて
    3934km 国境を越えて
    9歳の少女イレーネが、エル・サルバドルの故郷を逃れてグアテマラ、メキシコ、アメリカへと渡っていく物語 天涯孤独の身の上のイレーネを、身を挺して守ってくれたふたりの存在に胸が熱くなる イレーネが砂漠で自分より幼い子に水を譲ることができたのは、自分も守られた経験があったからだろうな 歌うような詩的な文章と挿絵が印象的だった 移民が乗る野獣列車(ラ・ベスティア)というものをはじめて知った
  • 2026年4月2日
    いつも彼らはどこかに(新潮文庫)
    「愛犬ベネディクト」 不登校の妹は家で黙々とドールハウスを作り、ブロンズの犬を愛でている 空想に溢れた妹の世界を壊さないように大切にする兄と祖父のまなざしが優しい
  • 2026年3月31日
    3934km 国境を越えて
    3934km 国境を越えて
    「違いを怖がる人もいるのよ」 「あたしたちは、しばらく歩きつづけた。悲しい足取りで。足が悲しみとシンクロしてるみたいに。あてもなく歩くその線は、別れの手紙を書いている時に紙の上を滑るペンのように不確かだった」
  • 2026年3月31日
    いつも彼らはどこかに(新潮文庫)
    「目隠しされた小鷺」 美術館にひとつの絵だけを見に訪れる修理屋の老人と、美術館職員の不思議なやりとり どうしてこの絵だけ見に来るのか、事情は何も明かされない ただ、ぽつりぽつりとした会話、ふとした瞬間に見せる動きから人柄を読み取るような、そんな読書
  • 2026年3月31日
    いつも彼らはどこかに(新潮文庫)
    「ハモニカ兎」 ある小さな村にかつて存在したというハモニカ兎 オリンピックまであと○日という日めくりカレンダーをめくる朝食屋の男 村で行われるオリンピック競技の不思議なルール どれも具体性を持っていて、でも架空の世界だ 純粋に仕事をこなす実直な男と、理由なき理由で絶滅に追い込まれるハモリカ兎は、どちらも村に搾取される優しき存在
  • 2026年3月29日
    いつも彼らはどこかに(新潮文庫)
    2編目「ビーバーの小枝」 作家と翻訳家のお話、これも好き 交換した手紙に追記される息子の小話も、ビーバーの骨と小枝を共有してそれぞれが作品に取り組むのも素敵 「もう決して会えない人も、たぶん二度と会うことはないだろうと思う人も、骨の姿でしか出会えないものも、隔てなく私の胸の中に浮かんでくる。皆、自分の仕事をしている」
  • 2026年3月28日
    掃除婦のための手引き書 --ルシア・ベルリン作品集
    毎日お風呂で1編ずつ読んだ 岸本佐知子さんが衝撃を受けて、どうしても訳したいとなった経緯が素敵 ルシア・ベルリンさんにしか書けない文章、岸本佐知子さんにしか書けない訳文があるのではないかと思ってしまう それほどことばが印象的な訳書 この作品たちが作者の人生を反映しているとしたら、なんて波瀾万丈なのだろう 同じ人を描いているんだと気づいた後半から、どんどん好きと思える掌編が増えていった 「さあ土曜日だ」が一番好き 刑務所での文章のクラスを受ける囚人たちの話 「あとちょっとだけ」と 「ママ」も好き
  • 2026年3月28日
    いつも彼らはどこかに(新潮文庫)
    1編ずつ大切に読みたい 「帯同馬」 スーパーの試食を配る女性と試食を何度ももらいにくる小母さんの話 うまいなぁ ピカレスクコートに想いを馳せてしまう
  • 2026年3月26日
    あいだのわたしたち
    あいだのわたしたち
    『あいだのわたし』続編 15歳の少女マディーナの日記形式で語られる物語 戦争で命からがら亡命した家族 難民として認定された後も、困難はつづく 父親は親や兄弟を守るために母国へ引き返したまま戻らない 鬱状態の母の代わりに、家族の通訳を引き受け、さまざまな責任がマディーナの肩にのしかかる 温かく寄り添ってくれる友達や彼氏、カウンセラーの存在に恵まれる一方で、周囲では「ガイジンは出ていけ」と心無いデモが広がっていく 「どうして人びとがいつもおたがいやっつけ合わなきゃ気がすまないのか」 戦争でたくさんの死を見てきた主人公に、安全なところで何不自由なく生きてきた人びとが「出ていけ」と言うことの不平等さ いかにこれが身勝手で利己的なことか、マディーナ視点の物語を読むことでよくわかる 反対に、マディーナにも過ちがあるところが、この物語のよくできているところ マディーナが差別的な同級生に憤って手を出してしまったとき、アミーナおばさんがこう言う 「たしかにあなたは正しかったんでしょう。でも、暴力はほんとに、解決にならない」 こんなにひどい扱いをされたら、マディーナが正しいと思うかもしれないが、暴力を返したらそれは戦争をする者と変わらない。「やっつけ合う人びと」のひとりになってしまう 分断の広がるこの世の中で、恵まれた環境にいる自分が、困っている人に何が分け与えられるのかを考えたい 多くの若者にこの本が届きますように
  • 2026年3月22日
    少年が来る
    少年が来る
    ハン・ガンさんのエピローグを読んで、どんなに苦しみながらこの物語を書いたのか、伝わってきた 人間の残虐性をまざまざと見せつけられて、どう希望を持てばいいのだろう、どう抗えばいいのだろう
  • 2026年3月21日
    侍女の物語
    侍女の物語
  • 2026年3月21日
    ベル・ジャー
    ベル・ジャー
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