情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記

情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記
情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記
堀栄三
文藝春秋
1996年5月10日
4件の記録
  • S.H.
    @S_H_
    2026年9月23日
    以前、学生時代に読んでいた本。最近、地政学の本を読むことも多く、「情報をどう観るか」などの実体験がまとまっていたことを思い出して読み返していた。 内容としては基本的には新米情報参謀となった著者が情報畑で仕事をしていくうちに「情報をどう扱うのか?」についての勘所を押さえていく体験が語られている。 また情報軽視で作戦重視であった当時の大本営の動きなどについても触れられている。 また最近読んだ「暁の宇品」にも登場した今村均が情報に踊らされてしまったエピソードや、広島長崎の原爆投下を行った爆撃機に関する情報が事前に取得できていたが「それが原爆だったとは察知できなかった」という悔やむ声など生々しいエピソードがある点も印象深い。 情報を扱うことは一市民としても往々にあること)ニュースを見るとか)なので、本書の中にあるように「相手の仕草を冷静になって考える」ようにしたい
  • 対米戦争が始まってから陸大直送で大本営第二部にぶち込まれ、戦後も自衛隊の情報部署で働いた生粋の情報参謀 その文面は極めて謙虚で好感。情勢を多面的に分析しつつ、不確実な中で断定しなければならない業務の難しさが表れていた 印象に残っているのは、フィリピンの第14軍情報参謀として、他の参謀に散々批判されるも最終的に米軍の上陸場所・規模・時期を正確に見積もった様や、ある時期から特異なB-29の動きを見つけるもそれが最終的に原爆投下の任務に当たっているとまでは見極められず悔恨の念を隠していないところ
  • もじん
    もじん
    @genshimojin
    2026年1月12日
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