凜の弦音

凜の弦音
凜の弦音
我孫子武丸
光文社
2022年7月13日
2件の記録
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2025年8月11日
    ミステリ作家の著者が弓道?と思いつつ読んだら、しっかりとミステリでしっかりと弓道だった。これは面白い。第一話こそ物騒な事件が絡むが、他は日常ミステリに近い。中学生で弐段となった凛が参段に挑む序盤から、弓道の大いなる魅力と、武術と武道との狭間で悩む姿が印象に残る。 凛の師匠である棚橋先生や本多部長など、魅力的な登場人物が多い中、個人的には凛にカメラを向け執拗に撮影する、放送部の中田だけは苦手だった。いくら人柄がよく熱意があっても、年下の女子を撮影し動画をYoutubeに上げ「君の魅力が皆に伝わる!」とその行為を1mmも疑わない神経には危うさしか感じない。 私の身内が弓道をしていたが詳細は知らなかったので、弓道のルールや作法、その心構えが主人公の気持ちとリンクしながら知れたのは思わぬ副産物だった。中学生の時にこの本に出会っていたら弓道を始めたかもと思ったら、あとがきで著者が本を書くために弓道を始めたとあって驚いた。いくつになっても挑戦できるのも弓道の魅力だと感じた。
  • 以前、この作者さん面白いよと勧められて。 この作品を最初にした理由は、ズバリ直感。 作品名までは言われなかった為ジャケ買い。
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