ソ連核開発全史

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よなよな読書@shogakun2026年5月3日読み終わった『日本の原子力外交』の中で、ソ連が世界初の原子力発電所の運転開始をしたと記載されており、ソ連における研究開発を知るために手に取った。 世界初の原子力発電所含め、事故やそれによる技術者や周辺住民の被曝が多々発生していることに驚いた。また、核兵器製造や原子力発電の過程で大量の放射性物質が残った状態でソ連が崩壊し、ロシアが今もその処理に悩んでいることも初めて知った。現代では少なくとも日本ではそのような研究開発はできないと思うし、著者が記しているように、冷戦やエネルギー危機、経済停滞が駆動力になったのだろうと思う。 また、ソ連時代に中国や東欧諸国に原子力発電の輸出や技術支援を行っており、特にウクライナやチェコ、ハンガリーは、その恩恵を一定受けていたこと、ソ連崩壊後のロシアにおいて原子力産業が政治的影響力を持ち、現代において原子力発電の輸出のシェアを相当ロシアが持っていることも驚きだった。 どうしても日常目にするニュースだと情報が偏ってしまうので、この本のように、普段馴染みの薄い主体の視点から記された本は非常に勉強になる。
