ガレス・エドワーズ自伝: 現代ラグビーで最も完壁といわれた男

ガレス・エドワーズ自伝: 現代ラグビーで最も完壁といわれた男
ガレス・エドワーズ自伝: 現代ラグビーで最も完壁といわれた男
ガレス・エドワーズ
神谷美江
菊山栄
ベースボール・マガジン社
1件の記録
  • 遷子
    遷子
    @msenko1367
    1900年1月1日
    ★旧Twitterからの転載 ラグビーW杯が近づいてきたので、大好きな本を御紹介。前にも紹介したのですが、「ガレス・エドワーズ自伝〜ウェールズの名SH」(ベースボール・マガジン社)です。古本でしか買えないと思いますが、ユーモアと詩情あふれる簡潔な名文で、この機会に重版にならないかしらと思わずにはいられません。 『ヒューは歩数を数えて後ろに下がり、息を深く吸ってゴールを見上げる。今思うと、あの時にはヒューのお母さんもつき当たりの家の中で、ボールがまたもや自分の庭に落ちてくる瞬間を息をつめて待っていたことだろう。』(*街灯をゴールポストとして設定。街灯の向こうに友達ヒューの家があった) 『夕方いつまでも遊んでいて、あたりが暗くなってくると、近所では有名な父の口笛が鳴り「ガレス!家に戻れ」と呼ぶのが聞こえる。「お父さん、今決勝のゴールを狙うところなんだよ」と叫び返すと「わかった。それじゃあ、あと五分だぞ」と父はいつも寛大だった。』 『しかし父がもう一度呼べば、それはもう待ったなしで、異議を唱える余地はなかった。』 この自伝には著者のお父さんをはじめ、カッコイイ大人がいっぱい出てくる。 『学校で何かの表彰式がある日など、運動場はロールスロイスで埋めつくされる。そこに私の父の乗ってきたモーリス・コウリィが一台まじる。父は自分の車がロールスでないことを誇りとしていた。』 そして、校長先生はというと… 『さてガレス、君は他の生徒が自分よりラグビーが下手だからといって見くだしてはいかんぞ。それから君の父親が炭鉱夫だからといって、他の生徒が軽蔑したら容赦するなよ』 好きなところを書き抜いているときりがない大好きな本です。
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