神経美学
19件の記録
鷹緒@takao_tanka2026年1月7日まだ読んでる第10章読了。 芸術の創造性を科学的に解明することの難しさを説明したうえで、現在可能な範囲で明らかにできていることとその実験について紹介されている。 ジャズの即興演奏や即興ラップを披露しているとき、脳の同じ部位が活発化し、同じ部位の活動が抑制される。 自由な芸術表現を行うには、 ・「内面から沸き起こる衝動性だけに意識を向けること」 ・「外部への余計な注意や批判的な判断についての機能を弱めること」 の双方が関わっている、というのが興味深かった。 Don’t think, feel.ってやつだな、と思った。



鷹緒@takao_tanka2026年1月4日まだ読んでる第8章、第9章読了。 人は畏怖や悲哀などのネガティブな事象にも美を感じる。 ただしそれは、対象との間に距離があるときに限る。 共感という能力によって人は悲哀美を感じられるのではないか。 醜は単なる美の対立概念なのか? 醜は有無を言わさず鑑賞者に肉薄する力を持つ。 そのため、距離を保った共感という、悲哀美に対するような反応ができなくなる。 美とはまったく異なる、醜ならではの独特な引力。


鷹緒@takao_tanka2026年1月3日まだ読んでる第7章読了 半年以上寝かせてしまったけど再び読み始めました 寝かせている間に哲学としての美学を少し学んだので、以前より深く理解できるようになった気がします! 何度も「これ美学でやったところだ!」→「いや、これも美学だったわ」ってなりました 以下、個人的なメモ ・脳の報酬系には「欲求の回路」と「嗜好の回路」がある ・直線や角で構成された室内空間よりも曲線を主体とした空間のほうに、より美しさを感じやすい ・美の体験は「生物的欲求にもとづく普遍性の高い美(生物学的美)」と「文化や学習などの後天的なものに影響される社会的・内的美(高次の美)」に分類しうる

高尾清貴@kiyotakao2025年7月26日読み終わったこの学問、もっと深掘りして知りたくなったー 視覚的な美、聴覚的な美どころか、数式の美しさや道徳的な美しさまでも、脳の同一の部位が反応している、というのはとても驚き。 これ、乾先生の研究と勝手に組み合わせると、「美」についての仮説をもってて、それに合致したときに反応する、とかないかな…




鷹緒@takao_tanka2025年3月26日まだ読んでる第6章読了。冒頭でサラッと「まずは時間を3万年ほどさかのぼりましょう」と言われてびっくりしてたら、氷河期の地層から発掘されたアート作品が紹介されてさらにびっくり。 昨年のはにわ展で紹介されたいろいろな埴輪も、現代の我々から見ても魅力的でキュートなデザインだったので、古代から連綿と続く普遍的な審美眼というものがあるというのも頷ける。 認知科学・脳神経科学的なアプローチでそれが説明可能なことにまたびっくり。 続きも気になる!




鷹緒@takao_tanka2025年3月17日まだ読んでる第4章、第5章読了。 人の価値判断は文脈に左右される。 某モニタリング番組で有名歌手が突然圧倒的歌唱力を披露する企画を思い出す。 毎度いちいち極端な変装して歌が下手なフリをするのなんでだろ〜と思ってたけど、もしかして「歌えない人物」という文脈を機能させることで、その後のギャップをより強くしてるのかも? 知識を持つ者は文脈に左右されにくい。 だから専門家は信頼に値する審美眼を持つ。 その代わり、無垢の目で鑑賞することは最早できない。 うーん、まさに知恵の実みたいなものだなぁ🍎

鷹緒@takao_tanka2025年3月13日まだ読んでる第2章、第3章読了。 「美しさ」に普遍的な基準値を定義するのは難しい。 しかし、美しさを感じたときに人の脳で生じる反応については、観察と実験により共通のパターンが見つけられる。 たしかに! 美術(視覚)でも音楽(聴覚)でも、はたまた数式や道徳的行為でも、「美しい」と感じると脳は同様の反応をするという。真善美とはよく言ったものである。




鷹緒@takao_tanka2025年3月8日まだ読んでる第1章まで読了。 主観的かつ定性的な「美」を、脳科学的なアプローチで研究する新しい学問分野。 対象を芸術作品に限定しないところが、個人的に信頼できる好きなポイントだと思っています!






