Yの悲劇 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(4) (乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10)

Yの悲劇 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(4) (乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10)
Yの悲劇 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(4) (乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10)
エラリー・クイーン
鎌田三平
集英社
1998年11月20日
1件の記録
  • NK
    NK
    @nk9701
    2026年1月7日
    新年一冊目。日本のミステリーを読んでると絶対出てくる元ネタ的作品。有栖川先生の月光ゲームの副題にもなっていて、いつか読まないとと思っていた。 結論、さすが最高峰。犯人が最後まで全くわからない。犯人らしい人も分散していて、動機や本文から推測しても絞れない。 論理だけで、この事件の異常性や不気味さがすべて解明されないのもよかった。人間は多面的で、本人ですら自分の行動の意味がわからないこともある。探偵も人間で、事件や犯人のことが全てわかるわけではないし、また全てを読者に解き明かす義理もない。そのあたりの余白が、Yの悲劇を一層不可思議で、恐ろしく、忘れられないものにしている。 新年から名作が読めて幸先がいい。今年は英米黄金期のミステリーをたくさん読みたい。
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